クッキーギフト

しりあいからいただきものをしたので、

クッキー工房でつくっている箱いりのつめあわせ(以下ギフト)を

おかえしにつかいました。

こういうときには、クッキーのギフトがとても便利です。

予算にあわせてクッキーの数を調整すればいいし、

だれもが気やすくたべられて あきもこない。

おかえしとして おおげさすぎないし、

でも そこはかとなく品がある。

型ぬきクッキーのかわいさはないけれど、

それだけに、おちついた雰囲気をかもしだし、

おとなの世界でピッタリ通用します。

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【500円のギフト】


ちなみに、わたしがいただいたのは、

とびきりいきのいいサザエでした。

家にかえって袋をあけてみると、

おおきなサザエが貝から身をのりだして

げんきにうごめいています。

サザエといえばツボやきが定番だけど、

生きている彼らをアミにのせ、

そして火をつけるのは、かなりの抵抗をおぼえました。

しかも、おいうちをかけるようにショーユをたらすなんて

(けっきょくたべたわけですが)。

アミやきや 釜ゆでなど、エビや貝ではゆるされる調理法を、

もし哺乳類にもちいたら、かなり残酷な行為にうつるでしょう。

動物の虐待として、うったえられるかも。

あまり想像力をはたらかせると、うごけなくなるので、

なにもかんがえないようにして、おいしくいただきました。

おつかいにしたクッキーのギフトは、

わたしの懺悔と、サザエへの感謝がこめられています。

(吉田)