みんなの力に感謝

先月末、駐車場向かいのふくしまさんが閉店になりました。

お弁当を作っていると、予想以上に注文が多くなったりして、材料や調味料が足りないときなど走っていけるふくしまさんは心強い味方でした。

15時頃になると、みんなでアイスを買いにもいけましたし・・・。

ほんとうにお世話になりました。


そんなふくしまさんが大好きだったKさん(Kさんの買い物にも快く対応していただいた店員さんにも感謝です)は、閉店直後はなかなか「お店がなくなった」ことが疑問で、なんどもお店の前にいっては、閑散とした店内を外から眺めていました。


そんなKさんをみかねて、もう一人のKさんは彼と一緒に店の前にいきます。

写真が小さくてわかりにくいですが、もう一人のKさんは店じまいの張り紙を彼に読んであげています。

「もうお店はないんだよ~だからアイスは買えないよ。」と説明していました。


それから半月以上経ち、お店には近づかなくなったKさん・・・。あきらめたようにもおもえますがその分作業に集中する時間も増えました。びっくりするほど午後の下準備の作業が出来るようになりました。

それだけではありません。もう一人のKさんをはじめ、作業面でもお互いに声をかけあい作業をする場面がとても増えてきました。


最近では、お互いの気づかいも出てくるようになりました。あいさつをかわす人、

休日に旅行にいったお土産をみんなに配る人、休みがちな利用者に「元気になった?」と声をかける人、そんな当たり前だけど声をかけられるとうれしくなるような場面がよくみられるようになりました。

そんな場面をみさせていただく私たちは、日頃のかかわりはきっと間違ったものではないと実感することができます。

また、ポレポレは私たち職員が働く場ではない、利用者の働く場であり、彼らが作りあげるものだとも実感させられます。そんな彼らを応援するために寄り添っているのだと思います。