「うわさ」や調子で天気がかわる世界

今週は、きびしいさむさに

もてあそばれたような一週間でした。

天気ばかりは、どうにもなりませんね。

わたしがすきなサイト「ほぼ日」に、


「明日の天気、

 噂ではどうなってる?」


という「言いまつがい」がのっていました。

お天気を、予報ではなく「うわさ」がきめるのであれば、

さぞかしスカスカで、気らくな世界でしょう。

きびしい寒波も、もうすぐいなくなるという「うわさ」をながせば、

そのうち どこかへいってくれるにちがいありません。


「天気の調子がわるいので、あしたは雨」


というのも どこかできいたことがあります。

天気の調子がよければはれで、

わるければ雨。

天気の調子とはなにか、なんてかたいことをいわなければ、

これもすごくわかりやすい世界で、わたしはすきです。


最近の天気予報は、

午前がはれで、午後からは雨、と

妙につよ気の予報をたてたりして、

それが、ほんとうにそのとおりになったりします。

なんだか あたりすぎではないでしょうか。

へんにあたるので、何日もまえから

さむさを心配したりして、かえってストレスになる。

「うわさ」や「調子」で

コロコロかわるのどかな天気のほうが、

わたしにはあっています。

(吉田 淳)