いまさらながら生地つくりデビュー

せんじつコロコロプレーンと、

コロコロ紅茶の材料をはかり、

生地つくりにかかわりました。

クッキー班にくわわって、2年ちかくたつのに、

これまでやらなかったのが 不思議というか

問題ありの仕事ぶりかもしれません。


いちどの生地ねりであつかう材料は、

・バター880グラム

・きび砂糖400グラム

米粉720グラム

・アーモンドプードル720グラム

・塩少々

です。

これらの材料をねりあげた生地から、

5個いりのクッキーが、およそ100袋できます。


はじめて材料のバターをはかりにのせたわたしは、

880グラムがどんなかたまりなのかに おどろきました。

100袋ぶんなので当然かもしれないけど、

そうとう贅沢なクッキーなのがわかります。

材料費のことをかんがえると、バターではなく

やすいマーガリンですませたくなるところだけど、

クッキー工房のコロコロクッキーは、

ずっとバターをつかいつづけています。

アーモンドプードル(アーモンドを粉にしたもの)にしても、

お店でかうと1キロが1000円以上もします。

材料だけをみても、説得力にみちた、

ちがいがわかるおとなのクッキーなのです。


コロコロクッキーは、いっけん地味な形と材料だけど、

あんがいかくれたファンがおおく、

クッキー工房でつくる10種類以上のクッキーのなかで、

いつも一定量のうりあげがあります。

ほかのクッキーも、それはそれでおいしいけど、

さいごは原点であるプレーンにかえってくる。

そんな存在がコロコロプレーンといえるでしょう。

クッキーの王道といえる ふかい味わいが、

コロコロプレーンには凝縮されています。


さらにいえば、クッキー工房でつくるクッキーは、

米粉をおもな材料としています。

このごろは、小麦粉そのものにたいし、

批判的な視線がそそがれるようになってきました。

小麦粉にふくまれるグルテンが、どうも人類には

あまりよろこばしくないはたらきをするらしい。

グルテンフリーのクッキーとして、クッキー工房は

ジョコビッチ選手と長友選手からの注文を(勝手に)まっています。

http://macrobiotic-daisuki.jp/djokovicumarekawaru-7858.html

(吉田)