水曜日のおやつはホットケーキ

水曜日には、ときどきホットケーキをつくっておやつにしています。

あまり仕事がなかったころにはじめた企画で、

いつもいつも ホットケーキをつくるのは、

あまりにも気がきかないなー、とおもいながらも

あいかわらず おなじながれをくりかえしています。

ホットケーキになにか具をまぜるとか、

ときにはおこのみやきをつくるとか、

ひねりどころはいろいろあるのに、

いまや確信的にワンパターンをくりかえしています。

工夫をこらして、できるかぎり変化をつけるのもいいけど、

ずっとかわらない安定感もまた、

こころのやすらぎには必要なのです。

そんなきわめて素朴なホットケーキでも、

「あした(の水曜日)は、ホットケーキをつくる?」

とまえの日にたずねられる人気の企画となり、

ホットケーキ担当として、

ますます責任をかんじるようになりました。

f:id:porepore0006:20170727220313j:image

生地をまぜ、ホットプレートにのせて、

やけてきたら生地をひっくりかえす。

たかだかホットケーキといっても、

これだけ ながいあいだくりかえしていると、

クッキー班のメンバーは、

みんなじょうずにつくれるようになってきました。

道具だってあるものでなんとかしなければなりません。

サジで生地をまぜ、サジで生地をすくい、

サジでやけてきた生地をひっくりかえします。


はじめはハチミツもぬっていたけど、

それがなくなってからは、

なにもつけない 完全なプレーンホットケーキとなり、

手とお皿をよごさないおやつとして いよいよ完成されてきました。

それでもクッキー班のメンバーは、

ホットケーキのおいしさにまっすぐ感謝されており、

なんだか 日常のおやつというよりも、

スイトンをつくって たべもののありがたさを確認する、みたいな

たかい精神性さえかんじます。

クッキー班のホットケーキが、このさきどんな進化をみせるのか、

あるいはみせないのか、次回の報告がまたれます。

(吉田)