新車が来ました!!

今日はいつもよりちいさなスペースでお弁当の紹介。

メインのはまちの子供のフライは、下味をつけたあと、ゴマを衣にあわせて香ばしくしあがっています。

ホイルに入っているひじきの煮ものは、今日から3日間の実習に来ている鹿島中学校の男の子ががんばって盛り付けしてくれた一品です。


そして今日は午後1時よりスペシャルイベント!!

こだまにて、車の贈呈式があり、ポレポレから代表で4名出席しました。

山陰中央新報さんからの取材も。

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寄贈していただいた団体は「自動車総連」さま。自動車関係のお仕事に就く方の組合です。70万人以上の方からの寄付を集めたものが、こうしてこだま(ポレポレ)などの全国の福祉施設へ車両寄贈されているということです。

上手な言葉がうまくみつかりませんが、本当に本当にこだま、ポレポレ一同大変感謝しております。こころから御礼申し上げます。

車は今後ポレポレでお弁当配達用にしようさせていただくことになります。大切に車をつかっていくことはもちろん、いっぱい注文をもらって、この車にお弁当を積んで配達できるように、日々がんばっていきたいと思います。

写真は目録を代表でいただいたK・Sさん。少し表情が硬いけど、帰ってからは「新車」に大喜びでした。

もう一枚は代表でお礼のあいさつをしたHさんとK・Yさん。とっても緊張して一人ではうまくお手紙がよめなかったけど、私と一緒に大きな声で読めました。

皆さん大役お疲れ様でした。よくがんばったよ!

そして、生活介護のみなさんには贈呈式を盛り上げるべく飾り付けをつくってもらいました。こちらもありがとう!!


そしてもう1人。今回の件に関してすばらしいストーリーを作り出した方が。

新しい車が来ることで、今まで使っていた車とはさよならすることになったのですが、その車がとってもとっても大好きだったK・Aさん。

「なくなる」という事実を彼にお伝えしたとき、1人泣き崩れるほど悲しみました。

本当は彼が大好きなものをなくすようなことはしたくはありませんでした。彼のことをよく知れば知るほどとってもつらい出来事であることは十分承知していました。

しかし、世の中、形あるものいつかは壊れたり、自分の目の前から居なくなってしまったりすることは避けられません。私たちが生活していくなかで思い通りにならないことなんて山のようにあります。私たちはそうした出来事からまっすぐに彼が向き合ってほしいと感じていました。

そんな彼がこの1週間のあいだ、この事実をもがきながらも、すこしずつ受けとめてきました。

そして今日。彼はこんなメッセージを私たちに届けてくれました。

「○○○の車を本当にありがとうございました。3年間でしたが楽しい車でよかったです。まだ乗りたかったけど、がまんします。」

彼の思いが伝わるとってもすばらしい言葉でした。K・Aさん!君ならこの先苦しいことがあってもしっかり乗り越えていけるよ!!応援するよ。一緒にがんばろう!!

なんだか今日は大切なものをたくさんいただいたしあわせな一日でした。